フォレスターが、早く過ぎるマイナーチェンジ。遂に、ターボが登場。 [2020年11月01日更新]

フォレスター
 
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フォレスターが、早くもマイナーチェンジ。
 
2020年10月22日 フォレスターにターボモデル復活。エンジンは、CB18。

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文責:スバルショップ三河安城 和泉店

お問い合わせ:0566-92-6115

担当:余語

 

誰しもが予想だにしない、デビュー満2年でのエンジン換装。

誰しもが予想しない、異例の大改良。今や、スバルの主力車種に成長した4代目フォレスターが、デビューから満2年を機会に驚きのマイナーチェンジを実施しました。彼方此方にその噂はあったものの、誰しもが信じなかった今回のマイナーチェンジ。

まさか、まさか。新型レヴォーグより先に、CB18を搭載して世に出るとは露ほども思わず、小生の予想は完全に外れていました。大方の予想を覆すほどのアグレッシブな、スバルの最新戦術。これは、今後のラインナップ強化も大いに期待できるでしょう。

さて、異例中の異例と言える、今回のマイナーチェンジ。SK型フォレスターのグレード大刷新に迫っていきます。

 

スバル渾身の力作エンジン、CB18。その実力や如何に。そして、去り行くFB25。。。

最大のトピックは、新グレード「SPORT」の登場でしょう。その心臓を担うのは、新型レヴォーグとともにデビューを飾ったCB18リーンバーンターボエンジン。その詳細は別項に譲りますが、近代エンジン技術の一つの到達点とも言える、最新技術を具現化したスバル渾身の力作です。

そのスペックは新型レヴォーグと全く共通で、最高出力177ps/5200〜5600rpm、最大トルク300Nm/1600〜3600rpm。先代フォレスターXTのFA20DITと比較すると、ー103ps/ー50Nm。但し、A・B型のFB25と比べれば、ー7ps/+61Nm。つまり、スペック上は両者の中間のスペックと考えて良いでしょう。

このスペックから想像するに、旧XTのようなド派手な加速感というより、逞しいトルク感の強い仕立てとなっているものと思われます。ハイスペックSUVらしい、独特の存在感を発揮してくれるでしょう。ハイパフォーマンスSUVの元祖たる我らがフォレスターXTですが、欧州のライバルは400psを遥かに凌駕。もう二度と、世界最速を標榜することは叶わないでしょう。もう、90年代のような日本車の栄光の時代に戻ることは無いのでしょうか。。。

新たに生を授かるエンジンあらば、ひっそり世を去るモノもあり。今まで、長らく国内スバルのフラッグシップモデルに搭載されてきた、FB25。ひっそりと、その歴史を閉じることとなりました。FB25は5代目レガシィ後期型から搭載を開始し、現行フォレスターへの搭載を機に直噴化。自然吸気ならではの滑らかなトルク感に、強いレスポンスを加え、水平対向らしいフィーリングを強化。フラッグシップエンジンらしい、穏やかかつ豊かなトルク感を備えていただけに、少々残念です。但し、FB25は北米では依然主力。今後数年に渡って、スバルの最量販エンジンの座を守り続けるでしょう。

 

新しいグレード体系とは。SPORTが加わり、PremiumとX-Editionが廃止に。

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FB25エンジンの国内導入終了と、CB18エンジンの追加に伴って、国内向けSK型フォレスターではグレード構成が大きく変更されています。

まず、2.5Lがすべて廃止。これに伴って、既存グレードはすべてe-BOXER化。そして、フラッグシップグレードとして、新たにSPORTが追加されています。さらに、2.5L系のトップグレードであったPremiumは、Advanceに発展的に統合。結果的に、全4グレード構成となり、グレード数は維持されています。

なお、B型で追加されて好評を博していた特別仕様車のX-Editionが、早くも廃止されています。撥水加工インテリアでありながら落ち着いたブラック内装と「フツーのエクステリア」で人気が高かっただけに、いち早く復活することを願わずにいられません。

果てさて、新型レヴォーグに先んじてまでC型に投入を急いだのは、なぜなのでしょうか?通常、マイナーチェンジはD〜E型のはず。そこに大きく影響を与えたのは、予想を超えるヒットとなっているハリアーでしょう。フォレスターにあって、ハリアーに無いもの。それは、高いスポーツ性と絶対性能。そして、高いコストパフォーマンス。

「あんだけスゴいエンジン積んでおいて、この値段って、バーゲンセールだよね。」ただ、それは旧型フォレスターの「XT」のそれであって、SK型フォレスターでは放棄していたものでした。

そこで、最高峰グレードにハイパフォーマンスイメージを導入することで、初代以来のスポーツマインドを強化。ライバルとの差別化強化を図っているのです。逆に言えば、XTを捨てて「フツーのSUV」になるという戦略は失敗だったのでしょう。SK型発表時には「数が出ないターボグレードは不要。」との見解でしたから、戦略の転換を迫られたのは間違いありません。

今回のマイナーチェンジで、一気に勢力を伸ばしたのが、e-BOXER。2.0L直噴NAにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたe-BOXERは、インプレッサ/XV系でも主力パワートレインとされ、今回新たにフォレスターでも主力を担うことになります。これにより、インプレッサSPORT、XV、フォレスターとすべて同じパワートレインをメインに据えることとなります。

 

独自仕様が際立つ、SPORT。やはり、フォレスターはこれでなきゃ。

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では、まずは新グレード「SPORT」の詳細を見ていきましょう。

エンジンは先述のように、新型レヴォーグと共通の1.8L直噴リーンバーンターボCB18。これに組み合わされるリニアトロニックは、こちらも新型レヴォーグとほぼ共通仕様。よって、レシオカバレッジは従来の7.03から8.09へ拡大されており、高速巡航時の燃費低減とより力強い加速の両立を図っています。

リニアトロニックのマップ切り替えによって、エンジンの制御特性を切り替えるSIドライブ。CB18の特性に合わせ、[S]モードをよりアグレッシブな設定に変えています。最低回転数を引き上げ、加速レスポンスを向上。また、高負荷時のオートステップ変速(仮想有段変速制御)では、7速→8速化によりクロスレシオ化。よりダイナミックな加速感が演出されています。

新開発エンジンを搭載するとあって、足廻りも全く新たに仕立て直されています。限界性能を高めるべく、ダンパーとスプリングは、SPORT専用に新開発。そのコンセプトは、「スポーティなフラットライド感」。ちょっと「???」ですが、微少ストローク領域のフリクションを減じることで不快なザラツキ感を抑制しつつ、硬めのセッティングとして高いスタビリティとの両立を狙っています。これに合わせ、パワステも専用チューニング化。手応え感と応答性の高さの両立を図っています。

注目されるのは、新車装着タイヤのオールシーズン化です。これまで、X-BREAKに限ってオールシーズンを採用していましたが、SPORTは18インチ仕様では初めてオールシーズン化されています。採用されたのは「ファルケン ZIEX ZE001 A/S」で、北米向けのCROSSTREK HYBRIDを始め、各モデルで広く採用されているタイヤです。

内外装も当然、専用仕様。フロントグリルはピアノブラックで、フロントフォグランプカバー、リヤルーフスポイラー、リヤガーニッシュ、ドアミラー、アルミホイールがグレー塗装。この他、フロント、サイド、リヤにシルバー塗装の加飾が追加されています。インテリアは、モノトーン基調。シートはウルトラスエード/本革で、上質感を演出しています。

 

全車・全グレードのヘッドランプをブラックベゼル化。

C型への移行に伴い、幾つか仕様変更が行われています。順番に見ていきましょう。

デザインチェンジを目的に、ヘッドランプが全車変更されています。新たに全グレードがブラックベゼル化され、C型シェイプが強く浮かび上がるデザインを新採用。キラキラ感を減じて、スポーティさを演出しています。ブラックベゼルは伝統のスポーティ系グレード必須アイテムですから、全グレードをスポーティに見せたいスバルの狙いが見えてきます。これも、フォレスター戦略変更の証左のひとつでしょう。

Advanceに採用された話題となった、ドライバーモニタリングシステム。これが新たにSPORTでも標準装備となり、TouringとX-BREAKでもメーカーオプションで選択可能となりました。アイサイトセイフティプラス[運転支援]とセットでのオプション設定ですから、一気に装着率が高まることでしょう。

また、各グレードの装備も細かく見直しが行われています。まず、全車・全グレードがキーレスアクセス&プッシュスタート化。これにより、カギを挿して回す昔ながらの仕様はすべて廃止となっています。これとは逆に、Touringでステアリングヒータとリヤシートヒータのレス仕様を新設定。Touringを価格重視で買いたい方にとっては、重要な仕様変更でしょう。

e-BOXER採用モデルで新たに装備化が進んでいる「e-アクティブシフトコントロール」は、X-BREAKのみ標準装備。これは、e-BOXERの制御を活用して、コーナリングをよりアグレッシブにするもの。目的がスポーツドライビングにあるのなら、全グレードと言わずとも、Advanceには加えて欲しかった。。。

 

やっぱり、フォレスターはターボじゃなきゃ。という人は、SPORT一択。Touringにも注目を。

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さてさて、C型フォレスターのベストバイはどれでしょう。

新たに設定されたSPORTは、Advanceの+12万円。装備はほぼ同等と考えれば、その差はパフォーマンスの差と考えられるでしょう。ホイールは両者ともに18インチ仕様ながら、Advanceはサマータイヤで、SPORTはオールシーズン。ただ、なぜかフロントブレーキはAdvanceが17インチ2ポッドで、SPORTは16インチ2ポッド。但し、Advanceに対し、+約18ps/+47Nm。しかも、車重は―70kg。これだけの差があれば、絶対性能ではSPORTが圧倒的に優位でしょう。特に、高速域やワインディングでは、その差は顕著になるはずです。

スバルのSUVらしい豪快な走りを求めるのなら、SPORTは非常に魅力的な存在です。ただ、SPORTの価格を見ると、先代XTが如何にお買い得であったかを再認識させられてしまうのも事実です。

まったく別の視線で見ると、Touringの最もシンプルな仕様もあながち悪くないかも知れません。これならば、総額350万円を切った予算でも、ミドルサイズSUVを手に入れることができます。この仕様でも、マイルドハイブリッド、AWD[X-mode付]、キーレスアクセス&プッシュスタート、サイドビューモニタ、フロントシートヒータは装備されていますし、アイサイトは当然ツーリングアシスト。今回省かれたステアリングヒータとリヤシートヒータは、先代には無い装備ですから、この仕様でも不自由を感じることは一切無いはずです。他社のライバルモデルと比較した際に、大いにクローズアップされてくる存在なのかも知れません。

惜しむらくは、X-BREAKの「非オレンジ仕様」であるX-Editionが廃止されたこと。当店でも、登場するや否や大好評だっただけに、残念という他ありません。そもそも、先代同様にX-BREAKのオレンジ仕様をオプションにすれば良いだけの話であり、なぜ撥水加工インテリアがオレンジ仕様でなくてはならないのか、全く理解に苦しみます。あの派手なアピアランスでは、ミドル層の方々が躊躇するのは当然至極。しかも、X-BREAKのボディカラーはモノトーンのみで、たった4色から選べと。。。

どの仕様にどのカラーが似合うのかを決めるのは、ユーザーであって、デザイナーではありません。そもそも、主役はメーカーではなく、ユーザーなのですから。

 

C型フォレスター 2020年10月

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photo by SUBARU
 

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