スバルとトヨタが共同開発。次世代EVのトヨタ版bZ4Xがワールドプレミア。 [2021年04月30日更新]

ソルテラ スバル 最新情報
 

ニュース ピックアップ [  ソルテラ  スバル  最新情報  ]

自動車は、どう進化すべきか。...

2023年05月09日 スバル

次のページ>>1 2

 

文責:スバルショップ三河安城 和泉店

お問い合わせ:0566-92-6115

担当:余語

 

7車種投入まで、あと4年。EVだけで、月産1万台を目指すトヨタ。

720

トヨタは「EVの普及を目指して」の質疑応答の中で、完全に新規開発となるEVは、当初採算割れとなることを明言しています。プラットフォームから工場に至るまで、あらゆる物が新規開発・自力開発なのですから、それも当然でしょう。この手法は、初代プリウス、初代MIRAIと同じです。まずは、普及を第一とし、その中で得られた知見を次期モデルに適用し、2代目以降で採算ベースに乗せる計画なのでしょう。

一方で、バッテリのリユース・リサイクルの観点から、リース販売とする意向も明らかにしています。所有権をOEMが維持することで、バッテリの不法廃棄や性能劣化に伴うトラブルを回避するのが理由です。そのため、bZシリーズ及びスバルのEVは全てリース販売とされ、ユーザは月々定額を支払って利用するサブスクリプション方式を採用することでしょう。

ここで気になるのは、販売台数です。7車種を用意するからには、各々を最低2,000台/月は販売せねばならないでしょう。となると、e-TNGAだけでも、トヨタ4車種+スバル1車種の10,000台/月の生産体制を確保せねばなりません。生産に携わる方なら、数字を見ただけでも卒倒するレベルでしょう。

残された時は、たった4年。。。こんな事が本当に実現可能なのでしょうか・・・??

如何に、地球のため、人類のため、トヨタ・スバルのためとは言えど、犠牲になる方が出ないことを祈るばかりです。。。

 

スバル初の本格EVは、トヨタ製。投入するモデルはミディアムSUVだけ??

720

はて、このbZシリーズ。生産は何処で行われるのでしょうか?厳しい箝口令が敷かれているため、この西三河でも一切情報は漏れ伝わってきません。

物流とリスクを考慮すれば、生産拠点は愛知県内に置かれるとみて間違いないでしょう。もし、完全なる新規ラインとなるのであれば、広大な敷地を持つ田原以外にはあり得ません。トヨタは、大量の太陽電池パネルを置き、再生可能エネルギーのみでの生産を目指すことになるでしょう。つまり、スバル初の本格BEVはトヨタ製となります。

スバルは既にトヨタ傘下入りしていますが、未だトヨタ生産方式を導入するには至っていません。ただ、近い将来その導入を迫られるのは間違いありません。スバルが、EV生産を担うようになるのは、トヨタの生産体制に完全に統合された後のことになるでしょう。

ただ、気になることは他にもあります。そもそも、スバルが投入するEVは、ミディアムSUVで最初で最後なのでしょうか?スバルはミディアムSUVという単一車種ではなく、広くe-TNGA自体を共同開発したとしていますから、原理上はその他車種の導入も不可能ではないはずです。例えば、ミディアムセダンやミディアムミニバンを導入したとすれば、国内市場では大いに反響があることでしょう。もしかすると、スバルの全生産台数の30%近くがEVに置き換わるかも知れません。そうなれば、CAFE規制のハードルは、相当に低くなるはずです。

その一方で、群馬の生産体制に余剰が生じるのも事実でしょう。となると、生産体制の縮小・整理もあり得るかも知れません。これも、時代の流れというものでしょうか。。。

 

マツダは、何処へいく。。。消え去った、トヨタとマツダの協業。

2019年の方針発表の際、意外に感じられたのが「マツダ不在」です。トヨタとマツダは、前社長の子飼氏時代に連携を強化。蜜月の時代を迎えていました。この当時のトヨタは、スバルなぞ誰とも知らぬ顔。。。次期86はロードスターとシャシーを共用??などという噂さえあった程です。

ところが、その情勢には変化の兆しが感じられます。2017年には、両者はEV事業を専門とする新会社「EV C.A.Spirit」をデンソーとともにを設立するも、当初計画の通り2020年6月に解散。そして、2019年にマツダは独自開発の本格EV・MX-30を発表。この年に発表されたトヨタの「EVの普及を目指して」には、マツダの名は一つもありませんでした。各種報道、トヨタイムズなどにも、マツダの名は一切ありません。

両者は表面上、それぞれ別の道を歩みつつあるように見えます。トヨタとマツダの協業は、失敗に終わったのでしょうか?

以前、トヨタとマツダの協業で浮上していたのが、次世代FRシャシーの共同開発です。次期アテンザをFR化、クラウンやISとプラットフォームを共用化を図ることで、FR系モデルの存続を狙っていたのです。ところが、にわかにクラウンのSUV化が浮上。ISは、再度のビッグマイナーチェンジを実施。計画は、既に頓挫したようにさえ思われます。

ただ、マツダとてこの先の時代を一人で生き抜くことは不可能です。特に、BEVに於いては他社との技術の共用化は重要なテーマとなるでしょう。

今後、両者の協業の行く末はどうなるのか?スバルとマツダの協業はあり得るのか、ここ数年の情勢には、充分注意する必要があるでしょう。

 

スバル 技術ミーティング

tech_meet_1 tech_meet_2 tech_meet_3 tech_meet_4 tech_meet_5 tech_meet_6 tech_meet_7 tech_meet_8 tech_meet_9
 
tech_meet_10 tech_meet_11 tech_meet_12 tech_meet_13 tech_meet_14 tech_meet_15 tech_meet_16 tech_meet_17 tech_meet_18
 
tech_meet_19 tech_meet_20 tech_meet_21 tech_meet_22 tech_meet_23 tech_meet_24 tech_meet_25 tech_meet_26 tech_meet_27
 
tech_meet_28 tech_meet_29 tech_meet_30 tech_meet_31 tech_meet_32 tech_meet_33 tech_meet_34 tech_meet_35 tech_meet_36
 
tech_meet_37 tech_meet_38 tech_meet_39 tech_meet_40 tech_meet_41 tech_meet_42 tech_meet_43 tech_meet_44 tech_meet_45
 
tech_meet_46 tech_meet_47 tech_meet_48 tech_meet_49 tech_meet_50 tech_meet_51 tech_meet_52 tech_meet_53 tech_meet_54
 
tech_meet_55 tech_meet_56 tech_meet_57 tech_meet_58 tech_meet_59 tech_meet_60 tech_meet_61 tech_meet_62 tech_meet_63
 
tech_meet_64 tech_meet_65 tech_meet_66 tech_meet_67 tech_meet_68 tech_meet_69 tech_meet_70 tech_meet_71 tech_meet_72
 
tech_meet_73 tech_meet_74 tech_meet_75 tech_meet_76 tech_meet_77 tech_meet_78 tech_meet_79
 
photo by SUBARU

文責:スバルショップ三河安城和泉店 営業:余語

 

次のページ>>1 2

 

スバルショップ三河安城 店舗案内

スバルショップ三河安城本店
スバルショップ三河安城和泉店
 

>>最新情報一覧

JAPAN MOBILITY SHOW 2023...

2023年10月12日 スバル

 

夏季休業のごあんない

2023年08月12日 スバル

 

自動車は、どう進化すべきか。...

2023年05月09日 スバル